賃貸物件探しを行う際に、駅前にあるチェーン店や大型店へ出向くとなぜ不動産屋は駅前の一等地に店を構えられるのか不思議に思うはずです。地元で昔ながらの営業を続ける不動産屋は、郊外に立地していることが多く、駅前店とは営業方針が大きく異なります。
賃貸営業マンがオススメする部屋は、不動産屋が儲かる順に勧めていると知っておけば、最初に案内される数部屋に手を出さないことが賢明だと分かるわけです。賃貸物件オーナーは、広告料という名目で不動産屋へ成約時に家賃の1ヶ月~3ヶ月分程度を成功報酬として支払います。空室期間が長かったり不人気物件ほど広告料が上乗せされているので、同じ家賃であっても不人気物件をオススメした方が賃貸営業マンにとって利益が上乗せ可能なメリットがあるわけです。
不動産屋で紹介してもらったにも関わらず、成約に至らないとしても他の不動産屋へ行かれてしまうくらいなら広告料が少なくてもすぐに入居して欲しいというケースがあります。賃貸営業マンは、歩合給が絡むので月末迄に営業目標を到達させなければなりません。
そこで、勧めればすぐにでも入居者が決まる優良賃貸物件は、オーナーからの広告料が半月分程度と僅かしか出ないこともあり、最後の決め手としてどうしても契約が欲しい時に紹介することになります。賃貸営業マンは、同じ客数ならば少しでも広告料が多く利益が大きく見込める部屋から順に案内することになるので、不動産屋を訪れた当日に案内してもらう部屋にはメリットが少ないと知っておくと良いです。
寿司が好きで小樽に移住したい人が小樽の賃貸マンションを探す場合は、安い店も含めて寿司屋が密集する小樽駅付近で探すのがおすすめです。